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令和7年(2025)春季展
「海外で作られた見立てと注文の茶道具」
茶道具には海外で作られたものも多く見られます。生産地にちなみ、中国のものは「唐物」、朝鮮半島のものは「高麗物」、東南アジアのものは「南蛮物」と呼ばれ、室町から江戸時代にかけて多数輸入されました。これら海外産の茶道具は、大きく「見立て」と「注文」に分けられます。
見立ては、元は別の用途のために作られた道具を、日本の茶人が新たに茶道具として見出したものです。朝鮮半島で作られた「井戸」と呼ばれる高麗茶碗などが特に知られます。それまでにないような意外性に富んだ道具も見られ、他の茶道具との取り合わせの面白さが好まれたと思われます。
また、茶道具を海外へ注文も江戸時代に活発に行われました。中国で焼かれた白地に青い顔料で文様を描いた染付・祥瑞の器や、日本好みの文様をインドでプリントした更紗の包物(風炉敷)などがあります。茶人たちは、異国の新たな意匠や技術を積極的に取り入れ、茶道具のバリエーションを豊かにしました。
今回の展覧会では、海外で作られた茶道具に着目して、中国の「重要文化財 祥瑞蜜柑水指」、朝鮮半島の「井戸脇茶碗 銘『長崎』」、「茶杓 北野三十本の内 歌銘『牛の子に』 表千家7代如心斎宗左作」に添うインドの紋尽手更紗(前期展示)など約40点の作品を陳列します。

会期 | 令和7年(2025)4月1日(火)〜 6月22日(日) 前期:4月1日(火)〜 5月11日(日) 後期:5月14日(水)〜 6月22日(日) |
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古染付山水文水指

オランダ染付茶器

井戸脇茶碗 銘「長崎」

茶杓 北野三十本の内 歌銘「牛の子に」 如心斎宗左作 添 縞更紗・紋尽手更紗(インド)袋(前期展示)
主な展示品 |
砂張釣舟花入 重要文化財 祥瑞蜜柑水指 青磁雲鶴文筒茶碗 伊羅保茶碗 銘「松の花」 南蛮ハンネラ建水 |
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※予告なく展示作品が変更になる場合があります。